ポケットには47円

心の中を書きます。

バカいぬ

たまに通る近所の道によく吠える犬がいるんです。ちょっとでも気配がしようものなら、とにかく吠える。生垣の向こう側から道に向かって必死に吠えまくる。白いモフモフの体を振り乱しながら、とにかく大きな声で吠えまくる。 僕は普通のトーンで話しかけられ…

僕と映画(La La Land観てきました)

こんにちは。先日『ラ・ラ・ランド』を試写会で見てきました。普段は映画見たくらいじゃブログなんて更新しないんですが[ブログを更新する時間があるなら映画を見ます(笑)]、この作品は時間がたっても興奮冷めやらない、久々に自分の中でのスマッシュヒット…

すべての道はナポリに通ず。

先日銀座へお出かけしたんですが、銀座でお昼を食べるならってことで数年前から目をつけていたお店に行ってみることにしたんです。 こじんまりとしたお店だったので入れるかどうか不安だったのですが、お昼のピーク時間は過ぎていたので、着いてみるとお客さ…

転ぶのも前のめりで

「あのときこうしていれば」とか「こんなはずじゃなかった」と思うことは誰しもあるものだと思います。僕にもたくさんあります。むしろ人と比べても過去に対する執着は強いほうなので、暇があればそんなことを考えがちです(笑)。そんな僕が感じてきたことを…

こいつはヘビーだ

巷ではバック・トゥ・ザ・フューチャーで描かれた未来が...!なんて騒がれていましたね(まるで他人事ですが、僕も映画の大ファンなので例外なく騒いでいました)。幼い頃はどんな未来が待っているんだろうと、まだ見ぬ2015年という未来に心を躍らせながら映…

豹のすすめ

近頃、わたくしの中で「豹ブーム」が来ております。 豹のあのスマートさからにじみ出る凶暴さと、時折見せるネコ科らしい愛くるしさがたまらないのです。そこで今日は豹の登場する作品のお話です。 Kilimanjaro is a snow-covered mountain 19,710 feet high…

虚構のはざまで実存的価値をさけぶ

ぼくたちはどこからきて、どこへむかうのか。 多少の山や谷はありながらも、毎日が何事もなく過ぎる。 ふと自分の歩いてきた道を振り返ると、そこには何もない。 あぁ、生きているだけじゃダメなんだな、という実感。 「みんなオンリーワンだよ」とか、そう…

紫煙

道端に落ちた吸殻を見るたび、なにを思いながら吸ったのか、と思う。 きっとそれぞれに様々な思いを持ちながら吸ったんだろうが、どうしてもそれが良いもののようには思えなくて、強い情念を感じずにはいられない。 そして単なるゴミでしかないはずの吸殻た…

女を殴る男

夜な夜な街に繰り出しては女たちを捕まえて、関係を持ってる男がいるんだけど、彼は女たちを殴る。 男たちの前ではちょっとシニカルでユーモラスな男なんだけど、女といるとなると話は別。もはや嫌悪なんて言葉は無意味、そんな感情は軽く突き抜けるほどの悪…

達観という名の諦め

「人生に意味なんかないよ」 これは僕がよく使う言葉です。 はいはい、そこ騒がしい。言われなくたって、自分でも「お前、大丈夫か」と思うわけです。けれども、大丈夫なのか、大丈夫じゃないのかなんて、簡単には解らないのだよ、ワトソン君。 そもそも人生…

お星さま

「ママ、僕ね、おばあちゃんが死んじゃったあとも、おばあちゃんのことが大好きなんだ。これっておかしなことかな?」 「ちっともおかしくなんてない。とっても素敵なことよ。」 「でもママ、僕がどんなに好きだって、おばあちゃんは死んじゃったんだから、…

線香花火

夏はあっという間に過ぎ去っていきます。 青い空と白い入道雲だったり、夕暮れだったり、時には雨上がりの虹だったり、夏は自然の美しさを存分に堪能させてくれます。 また、自然だけでなく人も美しく輝かせてくれます。お祭りや花火、盆踊りなどの美しさは…

うぉーほる

ちょっと書かないうちに4ヶ月近くも時間が経ってしまうのだから、月日の流れというものは実に恐ろしいものです。 さてと、今日はアンディー・ウォーホル展に行って参りました。前々から好きで、見る機会があれば必ず見るようにしていたし、今回も外すわけに…

おつきさま

雲は多めだけど空気は澄んでいて、星がきれい。 夏なんて無かったみたいに、風もすっかり冷たくなった。 月明かりは優しいし、スカイツリーはきれいに輝いてる。こんなに気持ち良い夜があるなら、人生も悪いもんじゃないなと思う。なんて考えながらボーッと…

まいにち

席を譲った方がいいかなあ。 なんて考えてたら隣の人が先に席を譲って、ホッとしたり恥ずかしかったり。一人で歩いてたら、何もない道でつまずいて、キレイなお姉さんに見られちゃったり。自信もって検討違いなことを主張して、白い目で見られちゃったり。晴…

たいせつ

美味しいと思っていたものが、美味しいと思えなくなったり。 輝いて見えていたものが、輝いて見えなくなったり。 綺麗だと感じていたものが、綺麗だと感じられなくなったり。 面白いと思っていたものが、面白いと思えなくなったり。自分が変わったのか、はた…

たわごと

手足を縛られた人間を殴るようなヤツは不快だ。たとえ理由がなんであろうとも。誰かを殴る時は、自分も殴られうる時であるべきだ。「人を殴るな」なんて言葉も不快だ。こんな言葉が、他人とぶつかり合う勇気まで奪っている。この言葉が人を去勢している。 い…

メモ

とても綺麗な店員さんに出会った。ナチュラルなメイクに凛とした表情、自信に溢れる所作。それは並の美しさではかった。あまりにも美しくて、思わず息を呑んだ。月並みな表現だけれど、本当に息を呑んだ。男性も女性も魅了される美しさだった。その美しさを…

ぺん

自分の書く文章がどうしても好きになれません。どことなくスカしてて嫌な感じ。言いたいことはわからない。要点はまとまってない。何も考えずに文章を書いてることがバレバレ。(笑)僕もヘミングウェイみたいに氷山理論で文章を書いてみたいものです。極限ま…

にんにく

にんにくをすりおろしたら、指先からにんにくの匂いがとれなくなって、どうしよう。醤油をさわりまくったら、指先から醤油の匂いがとれなくなって、どうしよう。にんにくと醤油の匂いが合わさって、醤油にんにくの匂いになっちゃって、どうしよう。こんな時…

ばっどえんど

どんな人でも、人生の終わりではHPも残機も0になってゲームオーバー。 お金持ちも、その日暮らしの人も、みんな等しくゲームオーバー。 善良な市民も、凶悪な犯罪者も、みんな等しくゲームオーバー。「より良く生きよう」なんて、くだらないこと! 自分のや…

ゆめのなか

夢の中で空を飛んで、淡いピンク色の雲をずっと食べてた。ほんのり優しい甘さで美味しかった。食べても食べても雲は無くならなくて、ずっと優しい甘さで心が満たされてた。空は青くて、風は涼しくて、とっても気持ちがよかった。 食べ続けるうちに目が覚めて…

いろえんぴつ

急に絵が書きたくなって、色鉛筆を探しました。 「なかなか見つからないかな」なんて思いながら探していると、意外とすぐに見つかって、「さぁ書こう」とケースのふたを開けてみてビックリ。 お気に入りの色の鉛筆がない。 たくさんの色があるなかで、なんで…

しょうせつ

少し前から読み始めた小説が、なかなか読み進められなくて。 頑張って読んでみても、1日で数ページがやっと。 その上、進んでもいまいち理解できなくて、もう一度読み返してしまうこともしばしば。 もっともっとスムーズに読み進めたかったんだけど、序盤に…

ことばとこころ

何故こうやってブログを書いていると落ち着くのでしょう。 なんでもない文章を書いてるだけだから、気持ちを吐き出してるってわけじゃないと思うんだけど。 でも、落ち着くってことは、なんでもない言葉にも自分の気持ちが暗に反映されていて、気持ちを吐き…

だぶるをろっくで。

「あの子がより一層綺麗になるところを、僕は一番近くで、誰よりも近くで見たんだ。」 そう興奮気味に素晴らしい経験を語る友人を見て、僕は「友人がいつか繰り返される素晴らしい経験に打ちのめされて、パンチドランカーになってしまうんじゃないか」と心配…

にく

今日は大事なことをお話します。 僕はお肉が好きです。野菜が大好きです。でも許せないことがあります。 それは焼肉についてくる野菜です。野菜が食べたくて焼肉に来たわけじゃないのに、どうして野菜がついてくるんですか。かぼちゃ、玉ねぎ、ピーマンどれ…

おおかみおとこ

今日は、なんとか座流星群が観測出来るって聞いたから、この寒い中で、かれこれ40分くらい夜空を眺めていたけど、見えてるのか見えていないのか、終始よくわからなかったよ。(笑) 雲ひとつない綺麗な空ではあったんだけど、月が明るすぎて星が霞んじゃうんだ…

いんびじぶる

この世界には70億の人が住んでいるらしい。本当にそんなにいるのかな。誰もがそれを事実だと思ってはいるけれど、実際に70億もの人を見た人はきっと誰もいないでしょう。どうしてそれが本当だとわかるの? 初めて海外に行ったとき、ロンドンの街で「本当に海…

ねこ

僕もねこのように気ままに生活したいです。 そんなこと言ったら「こっちだって、色々と大変なんだぞっ!」ってねこに怒られそう。(笑) きっとねこにも、ねこなりに大変な生活があるんだと思います。もしかしたらねこはねこで、僕になりたいと思ったかもしれ…