ポケットには47円

心の中を書きます。

虚構のはざまで実存的価値をさけぶ

ぼくたちはどこからきて、どこへむかうのか。

多少の山や谷はありながらも、毎日が何事もなく過ぎる。

ふと自分の歩いてきた道を振り返ると、そこには何もない。

あぁ、生きているだけじゃダメなんだな、という実感。

「みんなオンリーワンだよ」とか、そういう甘い言葉に惑わされて、そして自分自身もそういう言葉に甘えながら生きてきた。

けれど、オンリーワンなんて、なんの価値もない。

きっと人間の存在それ自体には大した価値なんかないんだろう。

本当に価値を持ち得るのは、存在それ自体ではなくて、行動なんだと思う。

結局自分自身の為したことだけが、自分自身に価値を持たせ得るのだ(ただし全ての行動が価値を持たせるわけではない)。

もう「オンリーワン」だなんて言葉に甘えているわけにはいかない。

本当に価値のある何かを為さねば。

 

次回は河童の生態ときゅうりの浅漬けに関してお話しします。