ポケットには47円

心の中を書きます。

まいにち

席を譲った方がいいかなあ。
なんて考えてたら隣の人が先に席を譲って、ホッとしたり恥ずかしかったり。

一人で歩いてたら、何もない道でつまずいて、キレイなお姉さんに見られちゃったり。

自信もって検討違いなことを主張して、白い目で見られちゃったり。

晴れてたから傘を持たないで出掛けたら、急に天気が悪くなって雨に降られたり。

見栄を張って出来ますって言っちゃったけど、実際全然出来なくて怒られたり。

バカでカッコ悪い毎日だけど、それでも生きていかなきゃ。
何か良いことがあると信じて生きていかなきゃ。

たいせつ

美味しいと思っていたものが、美味しいと思えなくなったり。
輝いて見えていたものが、輝いて見えなくなったり。
綺麗だと感じていたものが、綺麗だと感じられなくなったり。
面白いと思っていたものが、面白いと思えなくなったり。

自分が変わったのか、はたまた「それ」が変わったのか。
自分自身ではどうすることも出来ない物事の移り変わりがそこに感じられて切ない。
昔から諸行無常、あらゆることがうつろい行くものであると言う。
決してそれに同意出来ないわけじゃない。
それでも大切だったはずのものが、大切だと思えなくなる時は悲しい。
ただただ悲しい。

たわごと

手足を縛られた人間を殴るようなヤツは不快だ。たとえ理由がなんであろうとも。誰かを殴る時は、自分も殴られうる時であるべきだ。「人を殴るな」なんて言葉も不快だ。こんな言葉が、他人とぶつかり合う勇気まで奪っている。この言葉が人を去勢している。

いじめられたり、体罰を受けたり、そういうことで死のうと思う気持ちはわかる。ある種の復讐心だ。ただし、それは復讐にはなり得ない。

ヤツらは手足を縛られたも同然の相手を躊躇いも無く殴る。人の死にも喜びを見いだすかもしれない。愚かなヤツらだ。でもそんなヤツらに好きに殴らせるヤツはもっと愚かだ。「人を殴るな」なんて言葉は理想主義者の戯言だ。人とぶつかり合うのは勇気のいること。でも恐れてはいけない。自信を持って人を殴ろう。

メモ

とても綺麗な店員さんに出会った。

ナチュラルなメイクに凛とした表情、自信に溢れる所作。それは並の美しさではかった。あまりにも美しくて、思わず息を呑んだ。月並みな表現だけれど、本当に息を呑んだ。男性も女性も魅了される美しさだった。

その美しさを前にすると、自分自身が本当につまらないものに思えた。自分の中から自信という自信が、ひとつ残らず消えていった。そうして僕はすっかり自信を無くして、彼女に目を合わせることにも躊躇いを感じた。

その所作も容姿も、本当に心が奪われるものだった。しかし、見れば見るほど自分自身の劣等感を突きつけられるようでもあった。なんとも居心地が悪かった。

その美しさは凶器だった。
僕はまるで彼女に殺されたようだった。

ぺん

自分の書く文章がどうしても好きになれません。どことなくスカしてて嫌な感じ。言いたいことはわからない。要点はまとまってない。何も考えずに文章を書いてることがバレバレ。(笑)

僕もヘミングウェイみたいに氷山理論で文章を書いてみたいものです。極限まで研ぎ澄まされた無駄のない巧みな文章。書けたらいいなあ。

いつからこんなに書くのが好きになったんだろう。昔は読書感想文が大嫌いで、毎年毎年、夏休み最終日は半泣きで読書感想文。当時は読書も嫌いだったから、読んでもないのに読書感想文。だから書けないんだね。(笑)

こうやって日記を書いていくうちに、文章を書くのが巧くなったりするんでしょうか。とてもそうとは思えないなあ。

それでも書くけれど。

にんにく

にんにくをすりおろしたら、指先からにんにくの匂いがとれなくなって、どうしよう。

醤油をさわりまくったら、指先から醤油の匂いがとれなくなって、どうしよう。

にんにくと醤油の匂いが合わさって、醤油にんにくの匂いになっちゃって、どうしよう。

こんな時間なのに、醤油にんにくの香りで お腹が空いちゃって、どうしよう。

ばっどえんど

どんな人でも、人生の終わりではHPも残機も0になってゲームオーバー。
お金持ちも、その日暮らしの人も、みんな等しくゲームオーバー。
善良な市民も、凶悪な犯罪者も、みんな等しくゲームオーバー。

「より良く生きよう」なんて、くだらないこと!
自分のやりたいことをやればいいんだ!

下らない趣味をしたり、誰かに刷り込まれた物欲を満たすことで、疲れた自分を慰めながら生きるのが本当に素敵な人生か!

「とりあえず」ではない「本当に」やりたいことに死ぬまでの残り時間を使おう!
そして死というバッドエンドを、最高のバッドエンドへと演出しよう!